映画

2010年10月11日 (月)

ウエスト・サイド物語

NHK-BS hi でレナード・バーンスタインの特集が始まり、一昨日の土曜日には映画『ウエスト・サイド物語』を放映していた。

ハイ・ヴィジョン放送で、画像が驚くほど鮮明になっている。録画もしたけれど、僕のレコーダーは普通の DVD 仕様なので、画質が落ちるのは仕方がない。ブルー・レイ・ディスク・レコーダーに買い換えるのがよいのかもしれないが、そんなに頻繁には見ないから、しばらくはいまのレコーダーをこのまま使い続けるつもり。

物語はとても悲しい結末に向かう。話の筋にもちょっとした無理が感じられる。でも、圧倒的なダンスと、これをとらえる見事なカメラ、それに素晴らしい音楽がそんな懸念を追い払って、画面に釘付けにさせる。

僕は十代の頃にこの映画を観ている。ナタリー・ウッドが大好きだったなあ。

その後も一、二回観たはずだし、サウンド・トラック盤の LP も持っていた。ドラムスはシェリー・マンだったという記事を読んだ記憶もあるけれど、たしかにいま聴くと、マン以外にはこんなふうに叩けるドラマーはいなかっただろうな、と思う。

本棚から古い冊子が出てきた。中に「テクニカラー 超ステレオ音響」なんて載っている。

Westsidestory

2009年9月13日 (日)

小津安二郎『浮草』

Photo この間、NHK テレビで小津安二郎監督の映画『浮草』が放映されていた。観るのはもう三度目ぐらい。

真夏の港町にやってきた旅回りの一座を巡る物語。

冒頭、灯台を望む数カットがもういきなり小津の世界。陽が昇り、凪いだ静かな海が夏の暑さとだるさを感じさせる。

中村鴈二郎、京マチ子、杉村春子の演技が素晴らしい。若尾文子、川口浩が若いなあ。俳優の所作、台詞の美しさが際立っている。

それに、一座の吉ちゃん役の三井弘次はほかの小津作品にも出ていたと思うけれど、いい味出しているなあ。

野田高梧と小津の脚本はいつもながらの練りに練ったものだが、少しも窮屈な感じを与えない。

小津の作品は、無声映画以外はみんなビデオに録っておきたい。

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