パソコン

2016年2月28日 (日)

Google ドライブで OCR

Ocr

これまで OCR ソフトは、プリンタ、スキャナ、コピー機が一体になった複合機に付属していたものを使ってきた。これでだいたいのところは満足していたのだが、欧文のほとんどが 2 バイト文字に変換されるのと、イタリック体の文字が認識できないので、そのつど手打ちで対応していた。これはなかなかしんどい作業だった。

複合機付属のソフトではなく製品版を購入すればこの問題は解決されるかもしれないのだが、その前に、Google ドライブの機能を使って OCR ができるという記事をネット上で見つけた。

これを試してみたら、上の問題があっさりと解決された。一行中に和文と欧文が混在した文では和文が誤認識されるのだが、行が変わればこれもまた解消される。

慣れないと使い方が煩雑に感じられるのだが、基本的には、Google ドライブに、「ファイルをアップロード」、「アプリで開く」、「Google ドキュメント」。この段階で認識されたテキストが現れ、これを、ファイル・メニューから、「形式を指定してダウンロード」。これでテキストがファイル化される。

これまでのソフトよりも認識率が高いので、しばらく使い続けようと思っている。

画像は CD の解説書の一部。トラック番号を四角で囲った文字以外は認識できている。

2016年2月 3日 (水)

Mac mini を買い替えた

Macmini

これまで長い間愛用してきた Mac mini だったが、最近になってハード的な軽い不具合がいくつか見られるようになったのと、より高いヴァージョンの OS を要求するソフトウェアが多くなったことから、機種を更新することにした。

僕はパソコンに限らず物持ちがよいほうなので、買い替えたときは一新された機能に戸惑い、慣れるのにしばらく時間がかかる。新しい Mac mini も同様だった。

Mac には移行アシスタントという古い Mac の環境をそのまま移行するための便利なアプリケーションがあるのだが、僕の場合は、双方のヴァージョンが違いすぎて利用できないのだった。すべて手作業で移行するしかない。

ブラウザの Firefox は、Profiles フォルダの中身をコピーすることでそのまま移行することができた。

厄介だったのは TeX。TeX はいつも『LaTeX2e 美文書作成入門』を参考にしているので、今回も、最新の『改訂第 6 版』付属の DVD からインストールすることにした。ところが、なんど試みてもインストールできなかった。Web の情報では、『改訂第 6 版』第 1 刷付属の DVD からは正常にインストールできず、第 2 刷から正しい DVD が同梱されたとのこと。こちらのインストーラをダウンロードし、インストールすることにした。

これまでの Mac 版は TeXLive 2009 をベースにしたもので、インストーラは UNIX の流儀に倣い /usr/local/ 以下にファイルを作っていたのが、今回は TeXLive 2013 をベースにして、Mac 風に /Applications/TeXLive/ 以下にインストールするようになった。これにより、アンインストールの際には TeXLive をそのまま削除すればよいことになった。

また、これまでは発音記号フォント集 TIPA を別途インストールして使っていたのが、TeXLive 2013 にはこれが内蔵されているとのこと。便利になったものだ。

ということで、これまで利用してきたアプリケーションは適宜ヴァージョン・アップしてほとんど移行できたのだが、音楽編集ソフトウェア Amadeus II が使えなくなったのは残念だ。

2014年1月14日 (火)

電子書籍リーダーで英文を

Reader

退職した年に放送大学に入学し、英語の科目を履修し続け、既に六科目になりました。それでも読解力が向上したという実感は未だに持てないでいます。とにかく、前に憶えたと思ったことでも次々に忘れてしまっているという感じがします。

勤めていた頃、英語が得意な人と話していたとき、彼女が「今まで、英語が嫌いになったことがない」と言っていたことが想い出されます。これは随分と控え目な言い方なのですが、常に英語と接し、いつも見聞きし、また話したり読んだりしていたということかも知れません。つまり、僕の場合は、このような人に比較して、学習の量が足りていないということなのでしょう。

そこで、今、電子辞書代わりに使っているソニーの電子書籍リーダーを、英文読解にも役立てようと思い立ちました。インターネット上にある英文をダウンロードし、リーダーで読もうと考えたのです。

ネット上には著作権が切れた無数の小説があって、これらがプレーン・テキスト、HTML、PDF、ePub など、様々な形で提供されています。これらのうち、リーダー上で文字の大きさが自由に変えられ、それに応じて、改行位置や総頁数も変化するというリフロー機能を有する ePub 形式が何と言っても読むのに都合がよさそうです。

ダウンロードした ePub ファイルは、リーダーに送ればそのまま読めるのですが、Sigil などの ePub 作成ソフトを使って、表紙、目次、本文、奥付などを整えることもできます。

このようにして、とりあえず、コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの冒険』を読んでみることにしました。

僕としては、自分の英語力を考えれば、ヘミングウェイのような飾りのない文章のほうがふさわしいと思うのですが、入手できたものは誤植が目立っていました。印刷物を画像化し、OCR を通したときに誤認識された文字が訂正されずに、そのまま公開されたようなのです。

と、ここまではよいのですが、ソニーのリーダーには思わぬ不具合がありました。

ePub ファイルでは、文字の大きさを変えても、総頁数は変化せず、現在読んでいる頁が数頁にわたって重複されるのです。つまり、Sigil では総頁数が 600 近くあったものが、リーダーでは 200 余りに表示され、現在の頁も 3 -> 3 -> 3-4 -> 4 などと妙な具合に変化するのです。

ソニーの窓口に問い合わせると、ePub ファイルに限ってはこのような仕様になっていて、現段階では具体的な回避策はないとの回答で、これには正直驚きました。この点については担当部署に伝達するとのことなので、ファームウェアのヴァージョン・アップを期待したいところですが、それが実現するかどうかはもちろんわかりません。

ここで、僕は、小説をテキスト・ファイルでダウンロードし、LaTeX から PDF 化し、これを読もうかとも考えたのですが、単語を選択し、辞書を参照する操作は、ePub のほうがやりやすいので、不具合があっても、このまま、ePub で行こうと思ったのでした。

2012年2月 8日 (水)

ルータの不具合

Router

引越しのときに設置したモデム一体型のルータがなかなか思うように動いてくれないので、とうとう単体のルータを買い求め、これと組み合わせて使っています。

電話会社からレンタルしたルータは、パソコンと無線 LAN で接続されるところまではいいのですが、このあとなんど設定しても、ルータがプリンタを検出することができないのです。どうしてかな。

いちど無線 LAN 対応のプリンタの便利さを享受すると、なかなか有線には戻れないというのが正直なところ。そこで、レンタルのルータは、無線 LAN カードを抜いて、ADSL モデム単体として作動させ、これを新たなルータに接続したのです。

これで、3 台のパソコンのどれからも 2 台のプリンタが安定して使えるようになりました。

今のところ、取り外した無線 LAN カードもそのまま借りている状況ですが、近々レンタル契約を見直すつもりでいます。

2011年8月21日 (日)

Mac mini を修理した

愛用の Mac mini(Intel Core 2 Duo)の無線 LAN の調子がしばらく前からおかしくなった。

起動時には AirMac の表示がAirmac1 こんな具合にまあまあの状態を示しているのだが、じきに送受信の感度が急に落ちるAirmac2 。こうなると、Web の頁は表示できなくなり、無線 LAN で繋がっているプリンタも Mac mini からは使えない。このとき、他のパソコン(Mac OS-X、MS-Windows)は問題なく動作している。

AppleCare サーヴィス & サポート・ラインに問い合わせたら、修理費用の見積金額が新しい Mac mini に届きそうなものだった。こうなれば自分で修理するしかない。

夏の暑い日にパソコンの修理などは気が進まないのだが、不具合が出て以来床を這っている有線 LAN ケーブルがさすがに鬱陶しいので、早速始めることにした。

インターネット上で互換性のありそうな無線 LAN カードを求めた。Mac mini のものに比べたらいささか貧相な外観だ。Dell コンピュータの純正部品とのことである。

Mac mini の分解法はインターネット上に詳しい。これを参考にして分解し、部品を交換したら、あっさりと認識し、Airmac3AirMac の表示も最大感度を示すようになった。システム・プロファイラの AirMac カード情報は他社製ワイヤレスカードと表示された。

Wirelesslancard

2011年7月 9日 (土)

舊字舊假名辭書『丸谷君』について

しばらく前、丸谷才一『輝く日の宮』を読んでいたとき、ウィキペディアで彼に関する頁を覗いていて『丸谷君』のことを知った。

『丸谷君』はこの記事の題名のとおり、いわゆる「現代かなづかひ・新字體」で書かれた文章を「歴史的かなづかひ・舊字體」のものに変換するための辞書で、MacOS 9 までの環境下で動作するテキスト処理ソフト ConvChar とともに使用されるとのこと。つまり、『丸谷君』は漢字かな変換システム(インプット・メソッド)の辞書ではなく、ConvChar のそれであるというわけだ。

僕自身、丸谷才一や高井有一、福田恆存を読んで、この仮名づかいはやはり美しいと感じる。それに、萩野貞樹『旧かなづかひで書く日本語』(幻冬舎新書)などを読むと、これからはこれで書いてみようかなとさえ思うこともしばしばだ。

さて、その『丸谷君』だが、作者の頁に第三版の解説があって、この中の「【九】推薦文」が実に面白いので、ここに引用する。

「丸谷君を推薦する」

文字によつて書かれた文章を、讀むといふ行爲には、當然その意味内容を理解するといふ目的が含まれるが、書物に書かれた文字そのものを目で追ふといふ身體的な行爲そのものに、エロチツクな快感が伴ふことに間違ひはない。しかし悲しいではないか、ビジネス書全盛の今日、意味内容を理解するといふ目的に特化した讀書に過大な價値が置かれ、文字そのものを目で追ふ快樂が置き去りにされてゐる。コンピュータの世界では、そもそものその黎明から、文字を目で追ふといふ行爲が重視されることなく、如何に短時間に多量の情報を傳逹するかに心血が注がれ今日まで來た。我らは、高速で畫面を流れる文字列を眺めながら、文字と人との幸福な關係が永久に失はれたことを歎いたものだ。

しかし諸君、この寒い時代もここに終はりを告たことを申し上げる。ここに現れたる丸谷君は、文字を追ふといふ行爲にエロスを復活した。屈辱的な名稱を冠され、衰亡の道をたどるかと世人には思はれた、舊假名遣ひに光を照らしたのである。丸谷君の計畫たるや世間の一時の投機的なるものと異なる。それは、永遠の事業として今後あらゆる犧牲を忍んで繼續發展させ、もつてコンピュータ世界における文字の地位の向上にその特色を發揮せんとするものである。藝術を愛し、文字を愛し、知識を求むる諸子の自ら進んで、この丸谷君を支持し、うるはしき希望と助言とを寄せられることを期待する。

なるほどねー。「書物に書かれた文字そのものを目で追ふといふ身體的な行爲そのものに、エロチツクな快感が伴ふことに間違ひはない」などは、本を読む喜びを端的に言い表している。もう少し幅を広げて言えば、読書の楽しみは装幀を含めて目に感じるものから、つまり、本を手にとったときからすでに始まっていると言っていい身体的快感そのものなのだ。

それに、これは学術図書などに見られた推薦文を模したひとつのパロディになっている。この文が書かれたのは平成 7 年、つまり、『丸谷君』第一版が NIFTY-Serve のフォーラムに公開された年のことで、当時のパソコン通信における知的な遊びを思い起こさせる。

『丸谷君』が MacOS 9 まで、MacOS X ではクラシック環境が提供される PowerPC プロセッサ搭載機までしか使えないのはいかにも残念だ。新しい環境で使えるよう更新されることを切に希望する。

2009年10月18日 (日)

ハード・ディスクの交換

Ubuntu 先週、突然コンピュータが起動しなくなった。電源スイッチを入れてしばらくすると、システム領域の不具合が原因で、途中で止まってしまうのだった。

コンピュータはこんなことがあるから困るんだなあ。前兆はあったのかな。・・・よくわからない。

そこで、きのうの休みにハード・ディスクを買いに出かけた。これまで使ってきたものは SATA 仕様の 250 ギガ・バイトで、同等品に交換するのが最善なのかもしれないが、ハード・ディスクを二台つないでデータを移す必要があるので、従来の IDE 仕様のものを求めることにした。

パソコン・ショップに並んだハード・ディスクを眺めていると、SATA 仕様がほとんどで、1 テラ・バイトくらいのものまであって、しかも価格が安い。IDE 仕様は品数が少ないし、それに容量が小さいわりに価格が高くなっている。これは困った状況なのだが、しかたがないので、IDE 仕様の 160 ギガ・バイトのものを買い求めてきた。

初めに、ハード・ディスクをこの IDE 仕様のものに交換して、『Ubuntu 完全ガイド』(インフォレスト)に同梱された CD-ROM からシステムをインストールした。次に、これまでのハード・ディスクをつないで認識させ、データを回収した。

日頃からデータのバックアップを心がけておかなければいけないことはわかっているのだが、やはり面倒なんだなあ。

こんなことがあると、ふだん保存しているデータといってもそんなに大事なものはないし、結局、紙とペンで間に合ってしまうようなものなんだけど、これがまあコンピュータなんだろうなあ。

でも、筐体を開けた機会に、ファンに付いた埃などを吹き飛ばしてきれいにしたら、動作音が少しばかり静かになったのはよかった。

2009年8月 2日 (日)

HP の計算機

Hp32sii 僕は、ヒューレット・パッカード社の卓上計算機をいまだに愛用しています。

ときどき職場に来られる分析機器メーカーの代理店の方が HP の計算機を使っていて、このデザインに惹かれたのでした。

最初に使ったのは HP-42S。HP の計算機はどれもがあか抜けたデザインなのですが、HP-42S はその中でもとりわけて素晴らしかった。ディスプレイが二行表示で、下段に表れるメニューが使いやすかったなあ。ただ、電池の持ちが悪く、頻繁に交換するのが煩わしくて手放してしまいました。

次に求めたのが HP-32SII で、現在までこの機種を使っています。デザインは HP-42S とほとんど同じですが、こちらは一行表示です。仕様は HP-42S に一段劣りますが、普段の計算で不便を感じることはありません。キーの確実なクリック感もそのままです。電池の持ちはけた違い。

画像でもお分かりのとおり、HP-32SII には = キーがありません。これは HP-42S と同様ですが、RPN 方式を採用しているからです。RPN は逆ポーランド法と呼ばれています。

たとえば、下辺が 7、上辺が 3、高さが 4 の台形の面積は (7+3)*4/2 ですが、これを RPN 方式で求めるには次のようにします。

7 ENTER 3 + 4 * 2 /

つまり、初めに下辺の 7 をメモリに入れ、それに上辺の 3 を加え、それに高さの 4 を掛けて 2 で割るという具合に、式をイメージしないで、そのまま口に出して言うように計算を進めるのです。

プログラム機能はそれほど充実しているとはいえないのですが、赤外線プリンタが使えない機種なためリストが取れないので、短いプログラムしか書けないし、まあこれで十分と思っています。

僕はシャープのポケット・コンピュータも使ったのですが、キーの数が多くてどうしても大型になっていたので、同様の機能が手のひらに収まる HP の計算機を愛用しているのです。

2009年6月 7日 (日)

Ubuntu を使ってみた

Sanfranciscobayblues 前から PC UNIX に興味があって、これまでにいろいろなディストリビューションを試してみました。インストールに成功し、なんとか使えるところまで進んだのは NEC PC-9801 での FreeBSD とアップル Power Macintosh 8500 での Vine Linux で、これらの機種を手放してからは PC UNIX からずっと離れていました。

今年になって書店で雑誌を見ていたら、最近のディストリビューションは CD-ROM から起動し、ハード・ディスクにインストールしないまま導入して、使い勝手を体験できるようになっていることを知りました。そして、その後に本格的に導入すればよいのです。

このようにして、遊休パソコンで Ubuntu という聞きなれない名前のものを使ってみました。以前のものに比べ、インストールが驚くほど簡単に済みました。その後の設定もほとんどが GUI 上でできるようになっていて、MS-Windows や Mac OS と変わりなく扱うことができます。こんなことだったらもっと早く導入してみたかったなあ。

画像は、デスクトップをスクリーン・ショットしたもの。YouTube でピーター・ポール・アンド・マリーの『サン・フランシスコ湾ブルース』を聴いているところです。この記事も Ubuntu から投稿しています。

2009年5月 2日 (土)

Mac OS のエミュレータ

Sheepshaver 先日、書店で『Windows で楽しむ Macintosh 大図鑑』(インフォレスト、2008)という本を見つけ、面白そうなので買ってきました。これは、MS-Windows 上で Mac OS をエミュレートする方法をいくつかまとめた特集になっています。本をながめていると Macintosh の古い機種や OS の記事や写真がいっぱい載っていて、懐かしい気持ちになります。

僕は十数年来の Macintosh ユーザで、機種は SE/30、PowerBook 180、Power Macintosh 9500 など、OS は、漢字 Talk 6、漢字 Talk 7、Mac OS 9 などを使ってきましたが、これらはすべて手放してしまい、現在は iBook G4 で、OS は Mac OS X 10.3 になっています。

ウチにはまた、前に MS-Windows XP を入れていたけれど、今は使われていない PC/AT 互換機が一台あって、これで Mac OS をエミュレートしてみようかなと思いました。でも、その前に、今使っている iBook G4(Mac OS X 10.3)で Mac OS 9 を試してみることにしました。現在の Mac で古い Mac を使う意味はほとんどないのですが、インストールが簡単だし、またエミュレータの限界を知ることもできるからです。

こうしてエミュレートして、スクリーン・ショットで得られたのが上の画像です。Power Macintosh 9500 を使っていたころのことが思い出されて、懐かしいですね。

ただ、OS 9 側からはインターネットに接続ができないし、OS X とのファイル交換も大変に面倒なようです。これがエミュレータの限界であって、互換機で試す必要は感じないけれど、懐かしい気分に浸れたのが良かったかなと思いました。

ちなみに、背景が暗いのは、iBook の壁紙に、昔撮った、秋の夜空に浮かぶ天の川にカシオペア座とペルセウス座の二重星団を収めた写真を使っているからです。

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