喫茶店

2009年5月24日 (日)

古楽が流れる喫茶店

Photo 先日、新聞を読んでいたら、地方版に『心安らぐ古楽の香り』と題する記事が載っていて、こちらの地元、秋田県大館市内の喫茶店が紹介されていました。

これは、古楽 & ギャラリー『珈琲 ダウらんど』という名前の喫茶店で、開店してから今秋で十年目になるそうです。店名は、店主が敬愛する英国ルネサンス期の作曲家、ジョン・ダウランドから付けたとのこと。

店主ご自身がリコーダーを演奏する音楽家でもあり、店内でも不定期に演奏会が催され、この 16 日にもヴォーカルの宇田川貞夫さんとリュートの高本一郎さんが演奏し、その模様が写真で紹介されています。

地元にこんな喫茶店があったなんて知らなかったなあ。古楽が聴けるところはそんなにはないし、いちど行ってみたい。

2008年11月28日 (金)

京都の名曲喫茶『柳月堂』

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用事があって京都にでかけました。京都駅に着いてしばらく時間があったので、柳町二条、出町柳駅近くの名曲喫茶『柳月堂』に入りました。この喫茶店は雑誌『サライ』で紹介されて、機会があったらいちど寄ってみたいと思っていたのです。

ちょうど僕が入ったときは曲が流れてなくて、席についてから間もなくベートーヴェンの九番の交響曲が始まりました。そうか、今年ももうそんな季節になったんだなあ。

ゆったりしたテンポで開始される音楽は一昔前の演奏を思わせます。でも、大型のスピーカから流れる LP の音はふくよかで、しだいに気持ちが落ち着いてきます。そして、その心地よさにすっかり身をまかせてしまいたいくらいになります。

第一、第二楽章で片面が終わり、第三楽章が終わってまた一休み。そして、最終楽章。

LP なのでたしかにスクラッチ・ノイズが聞こえます。でも、清潔な演奏にそんなことは全然気にならないのです。

こうして一時間余りの幸せな時間を過ごしたのでした。

『柳月堂』の珈琲は厚手で大きめのカップにたっぷりと入っていて、長い時間を過ごすのに都合がいいようになっていました。うれしいですね、こういうのは。

2008年7月20日 (日)

吉祥寺『バロック』に行った

週末に休みが取れたので、17 日は、雑誌や新聞などでたびたび紹介されて、いちど行ってみたいなと思っていた吉祥寺の名曲喫茶『バロック』に寄ってみた。着いたのは昼過ぎだったけれど、この日はそんなには暑くなかった。

モーツァルトのピアノ協奏曲が流れていた。お客さんたちは静かに聴き入ったり、本を読んだりしていた。

音楽が終わってから「BS をご覧になって、お出でいただいたんですか」と聞かれた。二、三日前に渋谷『ライオン』などと一緒に BS で紹介されたのだそうだ。

次の曲の予定がなかったので、レコード・リストの中からヘンデルのフルート・ソナタを見つけてリクエストをお願いした。フルートはハンス=マルティン・リンデ、ハープシコードはカール・ヒリター、チェロは誰だったか。演奏中のジャケットを見ると、アルヒーフ盤のようだ。リンデの演奏は、僕が持っているリコーダーのソナタでもそうだけれど、装飾音がとても品が良い。

片面が終わって、お客さんが何人か入れ替わったけれど、他のリクエストがなかったせいかレコード両面を聴くことができて、一時間以上も座っていた。

流れている演奏は新しいものではないし、ちょうど日曜日の NHK-FM『20 世紀の名演奏』を思わせる感じだけれど、たっぷりした音に包まれて静かに聴いているのはほんとうに気持ちが良い。

また、お客さんたちもほんとうにこのお店に来るのを楽しみにしているようだ。それに、ほとんどは常連さんのようだった。

こんなお店があるのはいいですね。

2008年3月22日 (土)

『近江屋』が再開した

去年の六月に開店して、冬に入って十二月からしばらく休んでいたジャズ喫茶『近江屋』の営業が再開されたので、さっそく行ってきた。ここは人里離れた地にセカンド・ハウスの分譲地として造成された場所にあって、冬の間は雪深いために営業することができないのだ。

周りはすっかり雪が消えて、それにきょうは一日中良い天気。店の中は薪ストーヴが暖かく、ここで珈琲を飲んでジャズを聴いているとほんとうに気持ちがいい。

マイルズ・デイヴィス・クインテットの『リラクシン』がかかっていて、レッド・ガーランドのピアノがいい音で鳴っていた。

マスターとしばらくカメラ談議。今は、デジタル・一眼レフの機能に慣れているとのこと。

2008年1月25日 (金)

「名曲喫茶が見直され始めた」という記事

きょう某紙を読んでいたら、名曲喫茶が紹介されていました。「近年のクラシック音楽人気で、名曲喫茶が見直され始めた」という書き出しで、五店が紹介されています。

東京・吉祥寺『バロック』。店内の写真が載っていて、とても落ち着いた雰囲気です。店内は私語禁止。「伝説の真空管アンプ製作者」といわれる店主の亡き夫の遺したアンプ。食事外出が OK。「クラシック音楽には高い精神性がある。それをぜひ味わってください」との店主のお話。

京都・出町柳『柳月堂』。ここも私語禁止。開店から閉店までいる人も少なくない。

東京・渋谷『ライオン』。昭和元年創業。一、二階吹き抜けの巨大スピーカー。「小声の会話ならかまわない」とのこと。

東京・阿佐ヶ谷『ヴィオロン』。店主製作の真空管アンプやスピーカーが自慢。「私語は小声で最小限に」。

東京・高円寺『ルネッサンス』。平成 17 年に閉店した中野の老舗『クラシック』の従業員だった方二人が昨秋、雰囲気そのままに再開した名曲喫茶。「会話は遠慮なくどうぞ」。

という内容です。渋谷の『ライオン』には一昨年の秋に行ったので懐かしいです。今度は『バロック』にぜひ行ってみたい。それから、再開された『ルネッサンス』にも。

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