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2016年3月13日 (日)

バルトークの弦楽四重奏曲

The6stringquartets

バルトークの弦楽四重奏曲を初めて聴いたのは 20 代の頃だった。職場の先輩にクラシック音楽の愛好者がいて、彼からこの全集のレコードを借りたのだった。今となっては誰の演奏だったのか記憶が曖昧なのだが、1970 年代中ごろのことなので、ジュリアード弦楽四重奏団だったかもしれない。僕は一番と二番の四重奏曲が好きだった。

その後東京クァルテットが演奏した全集を入手し、ずっとこれを聴いてきた。途中でスピーカー・システムを更新したら弦楽器の音が良くなり、この曲集がますます好きになった。

そうしたところ、今ごろになってアルバン・ベルク弦楽四重奏団を聴き出し、この団体の精緻きわまりない演奏でバルトークを聴いてみたらどうかなと思い、図書館所蔵の CD を借りてきた。予想どおりこちらの演奏も素晴らしかった。僕には一番、二番、六番が良かった。

図書館にはもう一組、ハーゲン弦楽四重奏団の全集もあって、こちらも聴いてみたのだが、この団体では三番、四番、五番も良いように思った。

ということで、バルトークの弦楽四重奏曲はうるさく感じられるような演奏ではその良さがうまく伝わらない。精度の高い演奏を要求する難曲ということなのだろう。

Bela Bartok : The 6 String Quartets (Deutsche Grammophon)
Tokyo String Quartet
1975-80, London, Hamburg, NYC

Bartok : Complete String Quartets (EMI)
Alban Berg Quartett
1985, 1986, Seon, Switzerland

Bela Bartok : Die Streich Quartette (Deutsche Grammophon)
Hagen Quartett
1995, 1998, Polling, Salzburg, Austria

Bartokcompletestringquartets
Diestreichquartette

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クラシック音楽」カテゴリの記事

コメント

ひらさん、こんにちは。

週明けから、暖かくなりましたね。
近所のコブシの花が綻び始めました。

バルトークに、ほとんど馴染みがない私なので、
弦楽四重奏曲も聴いたことがないです。

ANNA さん、こんにちは。

ようやく暖かくなりましたね。

バルトークの音楽にはちょっと近寄りがたい厳しさがありますね。でも、それが故に、表現過多の音楽に疲れたとき、ふっと思い出して聴くことが多いです。

妥協や迎合とは最も遠くに位置する孤高の音楽。聴いていて孤独感に襲われさえする音楽。こういう音楽も僕には必要なんだなとときどき思います。

そんな中にあって、第三番のピアノ協奏曲が大変に美しいもの(とのこと)で、近いうちにディスクを買い求め、じっくり聴いてみるつもりです。

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