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2016年2月22日 (月)

村上春樹 編・訳『セロニアス・モンクのいた風景』

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セロニアス・モンクについて、レコード会社創業者の妻、演奏家、評論家、レコード制作者、記者、後援者らが書いた記事を、村上春樹が翻訳し編集した本が出ていたので読んでみた。一人のジャズ演奏家に関係した人たちの記事を集めて一冊の本ができるというのも、モンクならでのことではないかと思う。

記事のほとんどは、モンクがミントンズ・プレイハウスに出演していたころ、ブルー・ノートから最初のレコードが出たとき、それに、リヴァーサイドと契約し次々と録音を重ねていった時期、つまり、長い下積み時代を経てようやく世に認められるまでに触れたもの。とりわけ、リヴァーサイドのレコード制作者オリン・キープニューズの録音時の逸話が興味深い。

モンクは寡黙で頑固で偏屈で、さらに奇行で知られていたけれど、純粋で親切な男だったようだ。この本を読んでいると、無性に彼のレコードが聴きたくなってくる。

村上春樹 編・訳『セロニアス・モンクのいた風景』(新潮社、2014)

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コメント

モンクは無性の人だと思います。
僕も、時々、無性に聞きたくなる。

マスター、こんにちは。

モンクはいいですね。

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