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2015年10月29日 (木)

エラとジョー・パスのデュオ

Takeloveeasy

エラ・フィッツジェラルドとジョー・パスが共演したレコードがあることは知っていたけれど、僕はこれまで聴いたことがなかった。

エラのアルバムで所有しているのは、エリス・ラーキンスとのデュオが二枚とルイ・アームストロングとの共演盤が一枚だけで、エラの若いときの歌声が聴けるこれらがあれば僕には十分だと思っていた。それに、ジョー・パスのギターにも正直なところあまり関心がなかった。パスはシナノンの療養所暮らしが長く、表立って活躍しだしたときにはすでに若くはなかった。ジャズ界にいわば遅れてやって来たミュージシャンに対して興味が薄れるのも仕方がないことだと思っていた。

そうしたところ、このブログにコメントを寄せて下さっている ANNA さんからエラとパスのデュオ・アルバムを教えてもらったのだった。このアルバムをこちらの図書館が所蔵していたので、さっそく聴いてみた。

初めて聴いたこのアルバムはやはりよかった。エラの歌のうまさについてはもう感服する以外にない。図書館の CD には、ベニー・グリーンによるライナー・ノーツの和訳が載っていて、器楽奏者にも紛うほどの彼女の正確な歌唱法について、具体例をあげて述べている。

エラとパスのデュオ・アルバムは大好評を博し、次々と続編が出たとのことだ。

Ella Fitzgerald - Joe Pass : Take Love Easy (Pablo)

Take Love Easy
Once I Loved
Don't Be That Way
You're Blase
Lush Life
A Foggy Day
Gee Baby, Ain't I Good to You
You Go to My Head
I Want to Talk about You

Joe Pass (guitar)
Ella Fitzgerald (vocal)
1973

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ジャズ」カテゴリの記事

コメント

ひらさん、こんにちは。

エラとジョー・パスのデュオアルバム、お聴きになられたんですね〜!
なんだか、全然詳しくない私が言うのも気がひけますけれども、いいですよね。
エラのボーカルもジョー・パスのギターも。
このアルバムを聴いた私は、ジョー・パスのソロ・ギターアルバムが聴いてみたくなって「unforgettable」を求めたんですよ。

こんな感じで、本当に少しずつですが、お気に入りを増やしていっております。

ANNA さん、こんにちは。

ANNA さんもすっかりジャズ・ファンですね。

エラのアルバムから、共演者のジョー・パスが聴きたくなって、彼自身のアルバムを求める。芋づる式というか、こんなふうに対象が広がっていくんですよね。

ひらさん、ご無沙汰です。
当方んのリンクにヒラさんのブログを上げておりまして、時々クリックするんですが、いつもリンクに上げた当時のアート・テイタムとベン・ウェブスターなんです。こちらの不詳でした。その後もたくさん更新されてたんですね。m(__)m
さて、エラとパスの話題です。
大人のジャズです。
今後も生き残るジャズです。
時々、聞きたくなるのがほんまもんのジャズですね。

マスター、お久しぶりです。

マスターのところで開催されるレコード鑑賞会の記事を拝見するたび、飛んで行きたくなります。

ひらさん、あけましておめでとうございます。

元日から青空が広がって気持ちの良い年明けとなりました。
昨日ぐらいから、ようやく一人で過ごす時間が増えてホッとしている私です。やっぱりこのひとり時間がないと落ち着きません。

ひらさんがご紹介下さる本や音楽の記事、今年も
楽しみにしてますね!今年もよろしくお願いします。


ANNA さん、こんにちは。あけましておめでとうございます。

今年の正月は暖かいですね。

僕も一人の時間がないとだめですね。昔からずっとそうです。

今年は『いやしの本棚』 http://www.geocities.jp/ayagonmail/index.html で紹介されている本をいくつか読んでみようと思っています。サイトがもう更新されていないのが残念です。

ひらさん、こんばんは。
『いやしの本棚』…実はこちらのブログ、私も
だいぶ前から伺ってたんですよ。

私が好きな絵本や児童文学も、色々紹介されていて、それがまた私の好みに合うものが多いものですから、本選びの参考にしています。
管理人さんの言葉の選び方も、優しさが感じられ
て、とても好きです。隠れファン?の1人です。

ANNA さん、こんにちは。

『いやしの本棚』、ANNA さんもご存知でしたか。すてきですね、このブログ。

先日、ここで紹介されているロード・ダンセイニの『世界の涯の物語』を読んでみたのですが、挫折しました。もう少し落ち着いてから、また読んでみようと思っています。

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