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2015年3月 9日 (月)

テイタム、ウェブスター・クァルテット

Thetatumgroupmasterpieces

アート・テイタムとベン・ウェブスターが共演したアルバムがあることは、ジャズを聴き始めた頃から知っていました。遠く昭和 44 年に刊行された『ポピュラー音楽全集』(小学館)の中で、粟村政昭氏がスイングからモダン初期の名盤 20 枚にこれを選んでいます。

その存在を知ってもう 45 年にもなるのに、僕はこれまでこのアルバムを聴いたことがなかった。古いジャズが殊更嫌いだというわけではなく、ベイシーだってレスターだって聴くのですが、「巨匠同士の共演」などという評価が敷居を高く感じさせていたのかもしれません。

でも、このアルバムを聴いてみて、やはり良かった。もし齢をとって良いことがあるとしたら、このようなジャズを聴けること、なんて思いました。

このレコードは初めヴァーヴ・レーベルから出ていたのですが、パブロから再発売されるに当たってジャケットが変更され、さらに制作者のノーマン・グランツによって曲順も変えられたとのことです。

The Tatum Group Masterpieces (Pablo)

Gone with the Wind
All the Things You Are
Have You Met Miss Jones?
My One and Only Love
Night and Day
My Ideal
Where or When

Ben Webster (ts)
Art Tatum (p)
Red Callender (b)
Bill Douglass (ds)
1956, LA

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コメント

ご無沙汰しております。
村上春樹のライナーノートの件、このブログで知り、改めて拝見しましたが、さすが村上氏、さすがです。
そして何故当時このソニークリスのアルバムが流行ったか解る様な気がしました。
爽やかな微風をジャズ喫茶の煙っぽい暗闇に吹き込んでくれた・・・・これだった。
ベン・ウェブスターは型を持った人。晩年までぶれずに自分流を押し通した名人芸達者。コールマン・ホーキンス、ラッキー・トンプソン、も同類。
僕も時々、無償に聞きたくなります。
浜松も熱い戦いの季節になりましたね、ご自愛を。

> 浜松も熱い戦いの季節になりましたね、ご自愛を。

北国で生まれ育った者にとって、こちらの暑さは、真夏の動物園のシロクマかペンギンになったようなものです。

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