カテゴリー「オーディオ」の9件の記事

オーディオ趣味の会

この間の休みにオーディオが趣味という会の例会があって、僕は会員ではないのですが、前から興味があったし、どんなものかなと思って参加してきました。こういった趣味の会に初めて参加するのは、なんかこう緊張しますね。

会場は、地元の酒造会社が演奏会などに提供している建物で、酒蔵を改造したものです。まだ、ほんのりと酒粕の香りがただよっています。

今回のテーマは、第一部がオープン・リール・テープ・デッキの試聴、第二部が往年のプリ・アンプと会員製作のプリ・アンプの比較でした。本会に持ち込まれた機材はいずれも会員の方の所有で、アンプ類はすべて自作のようです。

で、試聴の中身なのですが、これはなかなか簡単には言い表せないです。

オーディオの試聴会で使われる音源というと、まあだれでも想像できるように、とにかく派手なものが多い。これには疲れますねえ。それに、音楽が中断されてしまうのにも困りました。つまり、簡単に言うと、再生音を確認はするけれど、音楽を聴いているわけではないということかな。

むずかしいもんですね。

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カートリッジの交換

V15typeiii 僕が常用しているカートリッジは Shure 社の V15 type III なのですが、最近になって片チャンネルから出るチリチリという微かな雑音に悩まされるようになりました。そして、この雑音が盤によって出たり出なかったりと、捉えどころのない状態なのです。

そこで、Shure M44GX を替わりに使っていたのですが、さすがに音の粗さが気になったので、以前愛用していた Shure V15 type IV をまた使ってみようかなと思いたち、交換針を買い求めて久しぶりに聴いてみました。

type IV の音はもう忘れかけていたのですが、針先が音溝に余裕をもって追従するところに不安がないし、左右の音の分離が明快で、しなやかでくせがなく、しかもダイナミックな再生音は音源を選びません。それに、音楽がとても静かに再生されるのがいいですね。S/N 比がいいのかな。

さて、type III の雑音の原因は未だにはっきりしないのですが、リード線の接続不良ではなさそうだし、まして本体の故障も考えられないので、とりあえずレコード針を現在の丸針から楕円針に交換して様子をみてみようかなと考えています。

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レコード針の点検

実験室に新しい顕微鏡が入ってこの操作法を習得しているところですが、この勉強のためにカートリッジの針先を覗いてみようと思い立ちました。

100 倍程度でカンチ・レバーの先端の構造がよく観察できました。カンチ・レバーは薄い板材を円筒状に巻いたものなのですが、先端は一部が平らにつぶされ、断面がちょうどホッチキスの針のように加工されています。単純に板状につぶさないで『B』のような形にして剛性をもたせているのです。うまく考えられているなあ。

この『B』の平らな部分に円柱状の支持体があって、この先にダイヤモンド針が載っているのですが、さらに倍率を上げて観察すると、支持体と針が一体に成形されたところがよく見えます。ここらへんはもうほれぼれするような加工技術です。

針先には細い繊維状のものが付着しています。これはとても細いもので、その由来はよくわからないのですが、もしかしたら盤面の削り屑かもしれないなあと思いました。これは液体のスタイラス・クリーナーで簡単に落ちます。クリーニング後の針先は実にきれいな円錐形です。

このくらいの倍率だと電子顕微鏡のほうが鮮明な像が得られるのですが、試料を導電性のもので蒸着する必要があるし、蒸着後は元に戻せないので、光学顕微鏡で観察するしかないのです。

ともかく、レコード・プレイヤーのトーン・アームをきちんと調整していればレコード針はそんなには摩耗しないし、また、針先はこまめにクリーニングしないといけないなあとあらためて思ったのでした。

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「粋イズム ネットオークション」

Photo

朝日新聞(こちらでは 11 月 14 日付け)に「粋イズム ネットオークション」という小さな記事が出ていました。

ヤフー・オークションに出品している vintageking2005 さんのことが紹介されています。中高年のコレクターに根強い人気がある 50、60 年代のモダン・ジャズに絞って、アメリカでオリジナル盤を買い付けて、出品しているのだそうです。毎月 1,000 枚を買い、翌月にはそれがすべて売れてしまうとのこと。

そこで、さっそくヤフー・オークションのページを覗いてみたら、彼が出品したレコードはほとんどがすでに入札されていて、締切りが近いものでは一万円を超えているのもあります。最終的な落札価格はどのくらいまでになるのだろうと考えてしまいます。

オリジナル盤というのは初回プレスのレコードで、再発売されたものとは音が格段に違うということでコレクターに人気があるし、また、こういった方のオーディオ装置は立派だけれど、僕が持っているレコードはほとんどが国内盤だから、ちょっと縁のない世界なのです。

でも、数少ない輸入盤を聴いてみると、国内盤はなにかこうヴェールが一枚かかったような音なのに対して、輸入盤はヴェールがとれて、クリアになっている感じがするのが多いですね。これが、立派なオーディオ装置だと、さらに違いがはっきりするということなのでしょう。

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吉祥寺『バロック』に行った

週末に休みが取れたので、17 日は、雑誌や新聞などでたびたび紹介されて、いちど行ってみたいなと思っていた吉祥寺の名曲喫茶『バロック』に寄ってみた。着いたのは昼過ぎだったけれど、この日はそんなには暑くなかった。

モーツァルトのピアノ協奏曲が流れていた。お客さんたちは静かに聴き入ったり、本を読んだりしていた。

音楽が終わってから「BS をご覧になって、お出でいただいたんですか」と聞かれた。二、三日前に渋谷『ライオン』などと一緒に BS で紹介されたのだそうだ。

次の曲の予定がなかったので、レコード・リストの中からヘンデルのフルート・ソナタを見つけてリクエストをお願いした。フルートはハンス=マルティン・リンデ、ハープシコードはカール・ヒリター、チェロは誰だったか。演奏中のジャケットを見ると、アルヒーフ盤のようだ。リンデの演奏は、僕が持っているリコーダーのソナタでもそうだけれど、装飾音がとても品が良い。

片面が終わって、お客さんが何人か入れ替わったけれど、他のリクエストがなかったせいかレコード両面を聴くことができて、一時間以上も座っていた。

流れている演奏は新しいものではないし、ちょうど日曜日の NHK-FM『20 世紀の名演奏』を思わせる感じだけれど、たっぷりした音に包まれて静かに聴いているのはほんとうに気持ちが良い。

また、お客さんたちもほんとうにこのお店に来るのを楽しみにしているようだ。それに、ほとんどは常連さんのようだった。

こんなお店があるのはいいですね。

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iPod が戻ってきた

Ipod4g

今まで使ってきた iPod が曲の途中でたびたび止まることがあって、おかしいなと思っていたところ、とうとう起動できなくなってしまった。

以前は、iPod をディスク・モードにして、パソコン側から修復できたのだが、今回はパソコンが iPod を全く認識できないという症状だった。iPod 単独でディスク・チェックを試してみても、チェックが進まない。ハード・ディスクがダメになったらしい。

アップルのショップに持ち込んだら、基本的に修理はしないで、新品に交換するしかないとのこと。僕の iPod はクリック・ホイールの第四世代のもので、この商品はもう生産していないので、現行の商品に買え変えるしかなく、さらに Mac OS 10.4 以降じゃないと使えないのだという。

こういうふうに説明されるのが僕はほんとうに嫌なのだ。それに、修理を初めから考えていない商品が世に出ているというのがよくわからない。内部のハード・ディスクやバッテリーはそもそも消耗品じゃないか。

そこで、第四世代の iPod のハード・ディスク TOSHIBA MK2006GAL を他のパソコン・ショップから買い求め、純正品よりも容量の大きいバッテリーも準備して、自分で交換するつもりでいた。ところが、ネジ一本ない iPod を分解するのは至難の業だ。結局、このままでは壊してしまいかねないので、ネット・オークションで見つけた方に修理を依頼することにした。

そして、ハード・ディスクとバッテリーが交換され、動作チェック済みのあときれいに掃除された iPod がきょう届いたのだ。

パソコンから曲を転送して久しぶりに聴いた iPod にはますます愛着がわいた。

写真は、修理が完了した iPod と取り外されたハード・ディスク、バッテリーです。

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LaTeX で作るカセット・テープのラベル

Stringquintetscc

僕の街には県立と市立の図書館があって、ここで CD を借りることができます。それで、こんなことを言っては演奏家に失礼かも知れないけれど、あえて購入するまでもない CD はここで借りてカセット・テープに録音し、普段はこれを聴いているのです。もちろん、気に入った演奏はあとで CD を購入するのですが・・・。

そのカセット・テープのラベルは手書きで曲名などをメモしておいてもよいのですが、やはり専用のジャケットを作って聴いたほうが、ずいぶんと気分が良いもんです。というか、僕の場合、パッケージがないとうまく音楽を聴くことができないんだなあ。

そういうわけで、借りてきた CD のジャケットをスキャナで入力して画像ファイル化し、アルバム・タイトルや曲名、演奏家などのデータも入れて、カセット・テープ専用のジャケットを作っているのです。

ジャケットは画像ソフトやワード・プロセッサなどでも作ることができますが、僕は MS-DOS 時代から使ってきている LaTeX を利用しています。LaTeX は数式が自由にまたきれいに出力できることから使ってきたのですが、MS-Windows や Mac OS でも使えるようにヴァージョン・アップされた現在の pLaTeX2e はグラフィックスにも対応し、印刷位置も細かく設定できるので、僕にはとても便利なのです。

LaTeX は初めにソース・ファイルを作って、これをコンパイルすると dvi (device independent) ファイルが生成され、これを dvi ビューアで表示して印刷できますが、僕が使っている Mac OS 版は pdf ファイルも自動的に作られるので、画像ファイルにすることも容易です。

このようにして作ったのが写真のメンデルスゾーンの弦楽五重奏曲集です。ジャケットの折線や切取線のためのトンボも入れています。このソース・ファイルはこんな感じです。

% cassette tape label
% by Hira Nov.2002
¥documentclass[12pt,a4j]{jarticle}
¥usepackage[dvips]{graphicx}
¥usepackage{times}
¥pagestyle{empty}
¥unitlength 1mm
¥begin{document}
¥parindent 0em
% face -----------------------------------------------------------------
¥begin{picture}(158.5,101)(-80,-120)
% line
¥put(-94,   0){¥line(-1, 0){2}}
¥put(-94,   0){¥line( 0, 1){2}}
¥put(-78,   0){¥line( 0, 1){2}}
¥put(-65,   0){¥line( 0, 1){2}}
¥put(  0.5,   0){¥line( 0, 1){2}}
¥put( 64.5,   0){¥line( 0, 1){2}}
¥put( 64.5,   0){¥line( 1, 0){2}}
¥put(-94,-101){¥line(-1, 0){2}}
¥put(-94,-101){¥line( 0,-1){2}}
¥put(-78,-101){¥line( 0,-1){2}}
¥put(-65,-101){¥line( 0,-1){2}}
¥put(  0.5,-101){¥line( 0,-1){2}}
¥put( 64.5,-101){¥line( 0,-1){2}}
¥put( 64.5,-101){¥line( 1, 0){2}}
% graphics
¥put(-63,-87.5){¥includegraphics[width=61.5mm,bb=0 0 1419 1414]{StringQuintets.jpg}}
% title
¥put(-63,-12){¥small {¥sf Felix Mendelssohn (1809-1847)}}
¥put(-63,-18){¥small {¥sf String Quintets}}
¥put(-12,-96){¥footnotesize{¥sf SONY}}
¥put(-91,-52){¥rotatebox{270}{¥sf Noise Reduction : OFF}}
% title
¥put(-71.0,-4){¥rotatebox{270}{¥sf Felix Mendelssohn (1809-1847)}}
¥put(-76.0,-4){¥rotatebox{270}{¥sf String Quintets}}
%tunes
¥begin{minipage}[t]{66.5mm}%
{¥footnotesize
¥vspace*{1.6ex}
¥begin{center}
¥tabcolsep 1mm
¥noindent
¥begin{tabular}{rlr}
¥multicolumn{3}{l}{¥sf Side A}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ String Quintet in A major, Op.18}¥¥
{¥sf 1}&{¥sf Allegro con moto}&{¥sf [12:03]}¥¥
{¥sf 2}&{¥sf Intermezzo :}&{}¥¥
{}&{¥sf ¥ Andante sostenuto}&{¥sf [7:49]}¥¥
{¥sf 3}&{¥sf Scherzo : Allegro di molto}&{¥sf [5:00]}¥¥
{¥sf 4}&{¥sf Allegro vivace}&{¥sf [6:36]}¥¥
{}&{}&{}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf Side B}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ String Quintet in B-flat major, Op.87}¥¥
{¥sf 1}&{¥sf Allegro vivace}&{¥sf [9:20]}¥¥
{¥sf 2}&{¥sf Andante scherzando}&{¥sf [4:31]}¥¥
{¥sf 3}&{¥sf Andante e lento}&{¥sf [8:04]}¥¥
{¥sf 4}&{¥sf Allegro molto vivace}&{¥sf [6:20]}¥¥
{}&{}&{}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf L'Archibudelli}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ Vera Beths, Violin}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ Lucy van Dael, Violin}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ Jungen Kussmaul, Viola}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ Guus Jeukendrup, Viola}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ Anner Bylsma, Violoncello}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf at Lutherse Kerk, Haarlem, Holland}¥¥
¥multicolumn{3}{l}{¥sf ¥ February 25-27, 1999}¥¥
¥end{tabular}
¥end{center}
}
¥end{minipage}
¥end{picture}
%----------------------------------------------------------------------
¥end{document}

ま、面倒といえばたしかに面倒だけれど、いちどフォーマットが定まってしまえば、その後は楽です。こうして聴くと、気分がいいんですよね。

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「スピーカー修理の達人」という記事

きのうの朝日新聞の別刷り『be』に「ヴィンテージ・スピーカー修理の達人」という記事が載っていた。

山形県鶴岡市の電器店『オーディオ・ラボ・オガワ』がヴィンテージ・スピーカーの修理で全国的に知られていて、ここのオーディオ・スピーカー・サーヴィス部長の修理技術がオーディオの季刊誌『Stereo Sound』によってゴッド・ハンドと呼ばれているとのこと。

メーカーが生産を中止したり、修理技術者がいなかったり、部品がないという理由で修理できないスピーカーが全国の販売店や愛好者から持ち込まれるそうだ。

修理の基本は、メーカーのオリジナリティと音質を尊重し、手を加えないで元の音に戻すというもの。エッジを交換したり、ヴォイス・コイルを巻き直したりの修理が主なものだが、音が変わりかねない部品交換は、お客様の了解を得て行っている。

以前勤務していた通信機器メーカーで品質管理を担当し、このときに大量に聴いた経験が故障の診断に役立っているようだ。

とにかく、こういう電器店があるのに驚いた。

僕のスピーカー・システムはヤマハの NS-1 classics で、細かなニュアンスはまあまあ気に入っているけれど、当然ヴィンテージものには程遠い音だ。もっとゆったりとした音のスピーカーが欲しいなあ。

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DENON と DALI の試聴会

きのう電器店に買い物に出かけたら、売り場の一角でオーディオの試聴会が開かれているというパンフレットが配られていました。量販店で試聴会なんて今まであったのかな。とにかく珍しい催しだったので聴いてみました。

レコード・プレーヤー DENON DP-1300 MK II
CD / SACD プレーヤー DENON DCD-SA1
プリ・メイン・アンプ DENON PMA-SA1
スピーカー・システム DALI HELICON 400 MK 2

という機材でジャズを流していました。ただ、仕切りがないので周囲の音がとにかくうるさい。落ち着いて試聴するというにはほど遠い雰囲気。高価な機材なんですが、その良さは全くわかりませんでした。

主催した電器店側にもどうせ売れるわけがないからと言わんばかりのやる気のなさを感じました。たしかに、ここで試聴して、これらの機材一式をポンと買うようなお大尽はこの町にそんなにいるとは思えないけれど。

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