« 堀江敏幸のデビュー作『郊外へ』 | トップページ | フルニエのバッハ : 無伴奏チェロ組曲の CD »

ジョージ・ルイスの追悼盤

Georgelewis これは 1963 年 8 月に東京厚生年金会館ホールで催されたジョージ・ルイスの演奏会を収録したもので、1969 年に追悼盤として発売されました。ルイスは香港風邪から肺炎を併発し、1968 年 12 月 31 日に亡くなったのです。

当時、僕はラジオの深夜放送でこのことを知りました。高校生に向けた放送の中でニュー・オーリンズ・ジャズの巨匠の死を取り上げたのには、番組の進行役を務めていた矢島正明さんの考えがあったろうと思うのですが、僕はちょうどジャズを聴き始めたころで、ルイスのことは名前だけ知っていたのでした。

それにしても、ルイスは日本人に愛された音楽家だった。この追悼盤でも、ルイスが The World Is Waiting for the Sunrise と曲目を紹介したあとで、客席から We Are Waiting for George Lewis と声がかかって、これにルイスが Yeah! と応えています。

それから、葬儀のときに流してほしい音楽のことがときどき話題になるけれど、僕の場合はこのレコードの中の『バーガンディ・ストリート・ブルース』かなと思います。切々としたルイスのソロは胸にしみます。

George Lewis and the New Orleans All Stars in Tokyo (London)

Alexander's Ragtime Band
Over the Waves
St. Louis Blues
Somebody Stole My Gal
Just a Closer Walk with Thee
What a Friend We Have in Jesus
You Rascal You
Burgundy Street Blues
Muskrat Ramble
St. James Infirmary
The World Is Waiting for the Sunrise
Ice Cream
Till We Meet Again
When the Saints Go Marching in

Punch Miller (trumpet, vocal)
Louis Nelson (trombone)
George Lewis (clarinet)
Joe Robichaux (piano)
Emanuel Sayles (banjo, vocal)
"Papa" John Joseph (bass)
Joe Watkins (drums, vocal)
Aug. 21, 1963, Tokyo

|

« 堀江敏幸のデビュー作『郊外へ』 | トップページ | フルニエのバッハ : 無伴奏チェロ組曲の CD »

ジャズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/504978/45541694

この記事へのトラックバック一覧です: ジョージ・ルイスの追悼盤:

« 堀江敏幸のデビュー作『郊外へ』 | トップページ | フルニエのバッハ : 無伴奏チェロ組曲の CD »