ブラームス : 弦楽六重奏曲第一番
弦楽六重奏曲第一番を作曲していたころ、ブラームスはアガーテ・フォン・シーボルトという女性と恋愛中であったのですが、これはのちに破談となります。門馬直美さんはこのレコード解説の中で「恋愛の甘さと精神的な痛手とが交錯してあらわれてもいるようである。とくに、第二楽章では、そうした気分が濃くでている」と述べています。
ルイ・マルは映画『恋人たち』にこの第二楽章を使っていますが、もしかしたらこのような曲調を求めてのことだったのかもしれません。ただ、映画そのものは僕にはいまだによくわからないままで、彼が監督した作品では、どちらかといえば『死刑台のエレベーター』や『鬼火』のほうが好きなのです。
僕は、この甘美でしかも情熱的な第二楽章を過度に感情移入することなく演奏したものが好きです。アマデウス弦楽四重奏団とアロノヴィッツやプリースとの共演盤は知と情の均衡がとれ、見通しも利いた演奏になっていると思います。
Johannes Brahms : Streichsextett Nr.1 B-Dur Op.18
Amadeus-Quartett
Norbert Brainin, 1. Violine
Siegmund Nissel, 2. Violine
Peter Schidlof, 1. Viola
Martin Lovett, 1. Violoncello
Cecil Aronowitz, 2. Violla
William Pleeth, 2. Violoncello
Dec. 1966, Berlin, Ufa-Studio
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ANNA さんと、堀江敏幸さんの小説『いつか王子駅で』の題名がディズニー映画の中の『いつか王子様が』に似ているねとお話ししていたら、みやさんが、エッセイ集『一階でも二階でもない夜 回送電車 II』の中の『始末書の書き方』にこの題名の由来が載っていますよと教えてくださいました。それで、さっそく図書館から借りて読んでみたら、なるほど、小説の題名がビル・エヴァンスの演奏する『いつか王子様が』の語呂合わせだったことを知ったのでした。
先日、新聞を読んでいたら、地方版に『心安らぐ古楽の香り』と題する記事が載っていて、こちらの地元、秋田県大館市内の喫茶店が紹介されていました。
カルロス・リラがセルジオ・メンデスやポール・ウィンターらと共演したこのレコードを僕は学生のころに買って聴いていました。あれからもう 40 年近くが経ってしまったけれど、いまだに飽きないでときどき棚から引っ張り出して聴いています。
ブラームスの室内楽は彼の生涯の後半になってから書かれたものが多いのですが、この弦楽五重奏曲もまた、第一番が 1882 年、第二番が 1890 年に作曲されています。
東京国立博物館で開かれている『国宝阿修羅展』ですが、大型連休中に出かけた方から、この阿修羅像の栞三点をお土産にいただきました。やはり、大変な混み具合だったようです。
先日、書店で『Windows で楽しむ Macintosh 大図鑑』(インフォレスト、2008)という本を見つけ、面白そうなので買ってきました。これは、MS-Windows 上で Mac OS をエミュレートする方法をいくつかまとめた特集になっています。本をながめていると Macintosh の古い機種や OS の記事や写真がいっぱい載っていて、懐かしい気持ちになります。

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