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2008年11月の11件の記事

ヴィルヘルム・ハンマースホイ展

Vilhelmhammershoi Portraitofayoungwoman

京都で用事を済ませてからは、途中東京で時間をとって、美術館にいこうと思っていました。いま東京では、ピカソ展、フェルメール展、レオナール・フジタ展、ヴィルヘルム・ハンマースホイ展と、美術展が目白押しなのです。

そこで、いつも暖かいコメントを寄せていただいている美術好きの ANNA さんをお誘いして、また、僕のわがままも聴いていただいて、国立西洋美術館で開催されているハンマースホイ展に出かけました。

北欧デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの名前を聞くのは初めてのことです。そして、日本で彼の美術展が企画されるのも今回が初めてなのです。でも、ちょうど二週間前に NHK 教育の『新日曜美術館』でこの美術展が取り上げられて予習ができていたので、怖いものなし(?)の状態で臨んだのでした。

美術展は、人物画、風景画、それに建物や室内を描いた絵画で構成されていました。

建物や風景を描いた絵のほとんどは、曇り空を背景に陽の当たらない建物や草木がその色を失い、モノトーンで表現されています。そして、対象の輪郭がぼかされて、一様に静かな雰囲気を漂わせているのです。これはいかにも北欧の風景だなあと、北国に住んでいる僕は思うのでした。

室内を描いた作品のうちでは誰もいない広い部屋を描いたものがあって、そのうちの一点は、絵の解説でも述べられていたように、写真からの影響がじかに感じられるものでした。

部屋の中の壁、床、天井が広く描かれた絵の画角はたしかに人間の眼のものではありません。焦点距離が 24 mm 程度の広角レンズで撮影された写真と同様のものです。このためか、ともすれば人工的で窮屈な感じを与えるこの絵を、向こう側の開け放たれたドアが救っています。

人物画では『新日曜美術館』でも紹介されていた『若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ』が僕にはとても好ましく思えました。

それから、美術展のパンフレットにも使われていた絵のように、人物の後姿を描いたものが数点ありました。

後姿の人物というと、僕はまっ先にルネ・マグリットの絵を思い出すのですが、ハンマースホイの絵にはマグリットのようなシニカルなものはみじんも感じられません。ただ、静かで謎めいているだけなのです。

ここまでハンマースホイの絵画を鑑賞したら、帰りの時刻までもうすぐに迫っていました。このほかに、同時代のデンマークの画家たちの絵も展示されていたのですが、これらを観ることはあきらめて、『若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ』の絵葉書を買い求め、ANNA さんとおしゃべりしながら上野駅まで歩き、カフェで一休み。ここでしばらくお話しして、帰りの新幹線に乗ったのでした。

ANNA さんにはわがままな僕に快くお付き合いいただき、ほんとうにありがとうございました。

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京都の名曲喫茶『柳月堂』

Photo

用事があって京都にでかけました。京都駅に着いてしばらく時間があったので、柳町二条、出町柳駅近くの名曲喫茶『柳月堂』に入りました。この喫茶店は雑誌『サライ』で紹介されて、機会があったらいちど寄ってみたいと思っていたのです。

ちょうど僕が入ったときは曲が流れてなくて、席についてから間もなくベートーヴェンの九番の交響曲が始まりました。そうか、今年ももうそんな季節になったんだなあ。

ゆったりしたテンポで開始される音楽は一昔前の演奏を思わせます。でも、大型のスピーカから流れる LP の音はふくよかで、しだいに気持ちが落ち着いてきます。そして、その心地よさにすっかり身をまかせてしまいたいくらいになります。

第一、第二楽章で片面が終わり、第三楽章が終わってまた一休み。そして、最終楽章。

LP なのでたしかにスクラッチ・ノイズが聞こえます。でも、清潔な演奏にそんなことは全然気にならないのです。

こうして一時間余りの幸せな時間を過ごしたのでした。

『柳月堂』の珈琲は厚手で大きめのカップにたっぷりと入っていて、長い時間を過ごすのに都合がいいようになっていました。うれしいですね、こういうのは。

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フォーレ : 室内楽曲全集

Integralemusiquedechambre

フォーレの室内楽曲全集は先にジャン・ユボーが中心となったエラート・レーベルのものを持っていましたが、これが聴けるようになるまでにはずいぶんと長い時間がかかりました。初めのうちはどんな曲もみな同じように聴こえていたのが、しだいにその区別がつくようになり、特に晩年近くになって作られた二番のピアノ五重奏曲、ピアノ三重奏曲、弦楽四重奏曲などを聴くようになってからは、その深い表現にはまっていったのです。

僕は、聴いてみて自分に合わないなと感じたアルバムはどんどん手放すほうなんですが、このように長い時間をかけて聴くものもあるのです。その違いはというと、今はよく聴けないけれど、この先にきっとうまく聴くことができるだろうと感じる何かがあるものはそのまま持っているということなのです。これは音楽を聴いてきた僕自身のいわばカンのようなものですね。

さてその後、ジャン=フィリップ・コラールが演奏するフォーレの即興曲、前奏曲、舟歌などのレコードを聴いて、これらがまた良かったので、EMI レーベルの室内楽曲全集も聴いてみようと思ったのでした。

エラート・レーベルの全集はピアノ五重奏曲からチェロ・ソナタまでの 10 曲が 5 枚の LP に収められているのですが、こちらのコラールが中心となった EMI レーベルのものはこれらの 10 曲にヴァイオリンやチェロやフルートとピアノのための小品も含めて全 6 枚のセットになっています。

こちらはコラールのほか、オーギュスタン・デュメイ、フレデリック・ロデオンら当時の若手の演奏家たちが参加していて、ユボーらのものとはまたちがった若々しく溌剌としていて新鮮な演奏になっています。

二曲のヴァイオリン・ソナタでデュメイがずいぶんと元気のいい演奏を試みているのですが、ヴァイオリンとピアノのための小品では一転してインティメイトな表現になっていたりしてなかなか興味深いです。

全体的には編成の大きくなった曲のほうが演奏のバランスが良く、今の僕には楽しめますが、これからなんども聴けばまたちがった感じを受けるかもしれません。

Gabriel Fauré (1845-1924) : Integrale Musique de Chambre (EMI)

Jean-Philippe Collard
Augustin Dumay
Frederic Lodeon
Michel Debost
Quatuor Parrenin
1975-1977

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『デイヴ・ディグズ・ディズニー』

Davedigsdisney

僕はデイヴ・ブルーベックがそんなに好きではないので、彼のアルバムで持っているのはこの一枚だけです。

でも、いくら好きでないからといって、このアルバムを楽しめないほどのガチガチのジャズ・ファンというのではない(つもり)。

このアルバムはまずタイトルがいい。語呂がいい。けれども、内容は、デイヴがディズニーを探求するという堅いものではなくて、ブルーベックがディズニーを演奏するとこんなふうになりますよっていう感じに楽しく仕上がっています。

次に曲がいい。作者は、『不思議の国のアリス』がサミー・フェイン、『白雪姫』の中の『ハイ・ホー』、『いつか王子様が』、『ワン・ソング』がリー・ハーライン、『ピノキオ』の中の『口笛吹いて』、『星に願いを』がフランク・チャーチル。よくもまあこんなに美しく楽しい曲が書けるもんだなあ。

それから、ポール・デズモンドのアルト・サックスが、いつものプリティな音色で次々とメロディを紡ぎ出していくところがいいし、当時ジャズ界で試みられたばかりの三拍子を、ジョー・モレロが自在にスイングさせているところがいいです。

Dave Brubeck : Dave Digs Disney (CBS)

Alice in Wonderland *
Give a Little Whistle *
Heigh-Ho ***
When You Wish Upon a Star ***
Someday My Prince Will Come **
One Song ***

Paul Desmond (alto sax)
Dave Brubeck (piano)
Norman Bates (bass)
Joe Morello (drums)
Jun. 29 (*), Jun. 30 (**), 1957, NYC
Aug. 3, 1957 (***), LA

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毎日新聞の書評欄から

新聞を読んでいると、新潮社の出版案内に堀江敏幸の新刊『未見坂』が出ていますね。同じ新潮社から出版された『雪沼とその周辺』(2003)の続編と紹介されていますが、はたしてその内容はどんなふうになっているんだろう。

などと思っていたら、きのう付けの毎日新聞の書評欄にこの『未見坂』の評が載っていました。評者は湯川豊氏。この最後のほうで、こんなことが書かれています。

(略)こうして見てくると、前の短編集『雪沼とその周辺』との違いがはっきりしてくる。同じく平凡な人びとの日常を描きながら、あそこでは話の最後に至って人びとの日常が別の次元に移行する仕掛けがあり、その飛躍がカタルシスになった。この『未見坂』ではそうした飛躍はほとんどない。エピソードの連続が日常のなかでさざ波を立てつつ、また日常の人生に没してゆく。(略)

ということは、さらに渋い味わいの短編集なのかな。

・・・やっぱり読みたくなりますね。

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ワイヤレス・マウス

Wirelessmouse

家電量販店に行ってワイヤレス・マウスを買ってきました。

僕が使っているパソコンはアップルの iBook G4 なんですが、この機種は USB とかファイア・ワイアとかモデムとか LAN のポートがすべて左側面に集中しているので、当然、マウスのケーブルも左側に差し込むようになっています。僕は右利きなので、マウス・ケーブルがパソコン本体をぐるっと迂回するような恰好になり、ケーブルが邪魔になって、これがとても使いづらいのです。それで、ワイヤレス・マウスにしてみようと思って、買ってきたのでした。

買ったのはエレコムの M-D15URWH というもので、色はパソコンに合わせて白にしました。USB ポートに差し込むレシーヴァが小型で、出っ張りが小さいので、これに決めたのです。

対応 OS は Windows が Vista と XP、Mac OS-X が 10.5 となっていて、僕の iBook G4 の Mac OS-X 10.3.9 では使えないかもしれないと思ったのですが、何の問題もなく、そのまま使うことができました。やはり、ケーブルがなくなったぶん、使い勝手が格段によくなりました。

この春には、長い間使ってきたレーザ・プリンタの調子が悪くなって、無線 LAN 内蔵の機種に買い換えたのですが、Windows からも Mac からも直接プリントできるようになって、とても便利になりました。

ケーブルから解放されるのは気持ちいいですね。

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「粋イズム ネットオークション」

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朝日新聞(こちらでは 11 月 14 日付け)に「粋イズム ネットオークション」という小さな記事が出ていました。

ヤフー・オークションに出品している vintageking2005 さんのことが紹介されています。中高年のコレクターに根強い人気がある 50、60 年代のモダン・ジャズに絞って、アメリカでオリジナル盤を買い付けて、出品しているのだそうです。毎月 1,000 枚を買い、翌月にはそれがすべて売れてしまうとのこと。

そこで、さっそくヤフー・オークションのページを覗いてみたら、彼が出品したレコードはほとんどがすでに入札されていて、締切りが近いものでは一万円を超えているのもあります。最終的な落札価格はどのくらいまでになるのだろうと考えてしまいます。

オリジナル盤というのは初回プレスのレコードで、再発売されたものとは音が格段に違うということでコレクターに人気があるし、また、こういった方のオーディオ装置は立派だけれど、僕が持っているレコードはほとんどが国内盤だから、ちょっと縁のない世界なのです。

でも、数少ない輸入盤を聴いてみると、国内盤はなにかこうヴェールが一枚かかったような音なのに対して、輸入盤はヴェールがとれて、クリアになっている感じがするのが多いですね。これが、立派なオーディオ装置だと、さらに違いがはっきりするということなのでしょう。

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吉田秀和『永遠の故郷 夜』

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これは、発売のときに集英社の読書情報誌『青春と読書』で、吉田秀和と堀江敏幸の対談とともに取り上げられた評論集で、すぐに欲しくなって購入したものです。月刊『すばる』に連載されたもの 12 篇が取り上げられています。

今まで吉田氏もあまり取り上げなかった歌曲を、詩と、それに作曲した曲が手書きの楽譜入りで論じられています。

この中で、僕がレコードで持っているのはフォーレの『月の光』だけなのですが、この短い曲を、第一節は p で出発し・・・、第二節は・・・、第三節は・・・と、実にていねいに分析しています。僕はこんなふうに歌曲を聴いたことなんてないし、どちらかというと、シャンソンを聴くような感じで流して終わりなのです。だから、吉田氏の文章はとても深く感じられ、僕には正直言ってよくわからないところが多いです。

それから、ドイツ歌曲の大きな柱であるヴォルフが数篇連続しています。ヴォルフは、ラ・サール四重奏団が演奏した弦楽四重奏曲 1 曲を CD で持っているきりで、この長大な曲も僕には捉えようがないし、この先、彼の歌曲を聴くこともおそらくないだろうと思うのです。

ですから、僕は、吉田氏のこの新刊をひとつのエッセイとしてとらえ、そこから彼の文章を楽しむという形で接しているだけなのです。

吉田秀和『永遠の故郷 夜』(集英社、2008)

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へブラーの『フランス組曲』

Frenchsuites

これは、発売されたときに FM 放送で流れていたのを聴いて、すぐに購入したレコードです。僕がグレン・グールドを聴くようになったのはこのあとのことです。

今となっては、ピアノでこんなふうに弾く人は少ないのかもしれないけれど、僕は、細やかで気品のあるイングリット・ヘブラーのこのしっとりとした演奏が好きで、ずっと聴いています。ピアノなど弾けないけれど、この曲の楽譜も求めたりもしたのです。

こちらは、ここ一、二週間、荒れた天気が続き、日暮れも早くなって、冬がすぐそこまで来ているという感じがします。そんな静かな休日には、へブラーの演奏が心に沁みますね。

先ほど、いつものジャズ喫茶に出かけたら、薪ストーヴの暖かさが心地よかったです。今年の営業は 11 月 29 日までで、再開は来年の 3 月 21 日とのこと。冬が近いですね。

Johann Sebastian Bach (1685-1750) : French Suites (Philips)

Suite No.1 in D minor, BWV 812
Suite No.2 in C minor, BWV 813
Suite No.3 in B minor, BWV 814
Suite No.4 in E flat, BWV 815
Suite No.5 in G, BWV 816
Suite No.6 in E, BWV 817

Ingrid Haebler, piano
Nov.10-20, 1980

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堀江敏幸『ゼラニウム』

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堀江敏幸はもうこれで八冊目。

六篇の短篇集で、五篇がフランスを舞台にしたもので、最後の一篇は東京になっていますが、いずれも外国人たちと交流が描かれています。帯には「日常の揺らぎを転写する、あたらしい散文のかたち」と記されていて、読み手を誘います。

『薔薇のある墓地』で、冒頭、水道橋を眺めながら歩く場面が印象的です。そして、最後、薔薇を横たえて黙祷するなんとも悲しい物語。

『ゼラニウム』の中の事件は、作者のフランスでの生活を思わせる雰囲気にあふれています。そして、『梟の館』の初めに記されている洋書の買い方は、『考える人』秋号で堀江敏幸自身が述べているとおりのもので、作家の日常的経験そのものだったことを思わせます。

堀江敏幸の小説はどれも印象的な装幀が多いのですが、この本も、クリーム色の地に臙脂色で小説の題名、黒で作者と出版社の名前というシンプルなもの。題名と作者名が四角で取り囲むように型押しされ、アクセントになっています。そして、帯の地と栞は題名の臙脂色で統一されています。

それに、何よりも、活版印刷で印刷されているのに驚きます。いま、活版印刷の本を手にするとは思いもしませんでした。印刷所は凸版印刷となっています。

指先で活版印刷のポツポツとした凹凸を感じながら読み進むのもいいものですね。

堀江敏幸『ゼラニウム』(朝日新聞社、2002)

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『スタン・ゲッツ・アット・ストーリーヴィル』

Stangetzatstoryville

『スタン・ゲッツ・アット・ストーリーヴィル』はゲッツがとびきりクールであったころの実況録音盤として知られています。このレコードについては、村上春樹が『ポートレイト・イン・ジャズ』(新潮社、1997)の中で熱く語っています。

アル・ヘイグ、ジミー・レイニー、テディ・コティック、タイニー・カーンのリズム・セクションは息を呑むほど完璧である。(中略)しかしそれ以上に遥かに、ゲッツの演奏は見事だ。それは天馬のごとく自在に空を行き、雲を払い、目を痛くするほど鮮やかな満天の星を、一瞬のうちに僕らの前に開示する。

これは『ムーヴ』の演奏を評したものですが、ほかの曲ももちろんすばらしいものです。僕は冒頭の『すてきなあなた』と続く『歌こそは君』も大好きです。

泉のようにこんこんと湧いて出るメロディ、ひょいとリズムに乗って駆け出していくような軽いノリ、初めの主題から最後まで一音たりとも踏み外さない完璧な吹奏ぶりは、ゲッツが最も輝いていたころの演奏だと確信するものです。

Stan Getz at Storyville (Roost)

Thou Swell
The Song Is You
Mosquito Knees
Mennies from Heaven
Move
Parker 51

Stan Getz (tenor sax)
Al Haig (piano)
Jimmy Raney (guitar)
Teddy Kotick (bass)
Tiny Kahn (drums)
Oct.28, 1951, Boston

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